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「ぶざまな将棋だけは指したくない」「“114連勝”すれば最短で名人」 引退・桐山清澄74歳と田中寅彦65歳の“戦友”が知るウラ話
text by
田丸昇Noboru Tamaru
photograph byKyodo News
posted2022/05/29 17:00
桐山清澄九段は現役として最後の対局を終えたのち、弟子の豊島将之九段から花束を受け取り笑顔だった
草野球では江夏豊も応援に駆け付けたことも
田中は今後、将棋ファンとの交流に努めるなど、普及活動に尽力したいという。
なお田中は30代の頃から草野球に熱中している。棋士チーム「キングス」の主力選手として、年間で数多くの試合をこなしている。
写真は、将棋と野球を愛好する作家の逢坂剛さんが、2013年に70歳の古稀を記念して、キングスと対戦したときの集合写真。
中央のサングラスの人が逢坂さん。その右下が田中九段。中列の右端は、キングス元メンバーの私こと田丸九段。逢坂さんの後ろは、現役時代に豪腕投手だったあの江夏豊さん。逢坂さんのチームの応援に駆けつけていた。
草野球で元気にプレーする田中は、65歳の今も現役選手である。
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