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“久保建英が倒されても笛が鳴らない”スペインでの苦悩… 活路はやっぱり“韓国の至宝”との関係性?〈撮影者の視点〉
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2022/04/25 11:02
アギーレ体制で奮闘する久保建英。残留を争う一線でチームは勝利したものの、やはり結果が欲しい
イ・ガンインが投入されると即興でのパス回しが
68分、イ・ガンインが投入されると、82分に久保が交代するまでの間に、2人が絡み、即興でパスを回しチャンスを創出するようなシーンが見られました。
73分にオウンゴールで1点を返したアラベスは終盤にさらなる猛攻をしかけ、マジョルカはなんとか跳ね返すという展開に、ベンチメンバーも立った状態で祈り、応援を続けました。アディショナルタイムは9分を超え、際どいシーンが続きましたが、なんとか2-1でマジョルカが勝利。貴重な勝ち点3を手にし、再び残留圏に順位を押し上げました。
次節は、カンプノウに乗り込んでのバルサ戦になります。
フランクフルト鎌田大地の活躍などにより、ELを敗退するなど調子を落としているとはいえ、難敵であることは間違いなく、また久保にとっても思い入れのあるチームとの戦いになるだけに、奮起に期待しています。