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3P絶好調でも、変わらぬスタンス。八村塁のミッドレンジへのこだわり。
posted2022/03/24 07:00
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Getty Images
「僕のゲームは3ポイントショットではない」「3ポイントは、そこまで意識していない」
八村塁(ワシントン・ウィザーズ)は、最近、何度もそう口にする。3ポイントが入らないことの言い訳ではない。むしろ逆で、今季、八村の3ポイント成功率は51.9%(3月8日時点)と好調。試打数は1試合あたり2.3本と少ないが、確率だけならリーグ上位レベルだ。
NBA1季目は28.7%、2季目の昨季は32.8%と平均以下だったのが、地道に試合を想定した練習を続けたことで確率があがってきた。いつも、ディフェンスやアリーナの歓声など、試合中の状況を想像しながら練習しているのだという。