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ロッテ井口資仁が明かした“監督の重圧”とは? オフの息抜きは漁師YouTube「いつかお会いしてお話を聞いてみたい」
text by
千葉ロッテマリーンズ取材班Chiba Lotte Marines
photograph byChiba Lotte Marines
posted2022/01/30 11:03
シーズン中は語らない「監督の重圧」を少しだけ漏らした井口監督。キャンプインに向けて、新シーズンへの意欲を力強く口にした
シーズン最終盤まで優勝争いを繰り広げた2021年シーズン。エネルギッシュな背番号「6」もシーズン後半は時折、疲れた表情を見せる場面もあった。マリーンズを率いる指揮官として勝利のために全精力を傾け、あらゆることを考え抜いて日々を過ごしていたからこその疲れだった。
そんな井口監督にとって少しだけ野球から頭が離れられるオフのひとときはYouTube視聴。ハマったのは、たまたま見つけた漁師のYouTuberだった。
「自分の趣味は釣り。魚を釣って自分でさばいて料理して食べる。今はなかなか部屋を出られないからそういうのを見て楽しんだ。さばき方とか、自分たちが知らない魚の美味しい部位とか教えてくれる。見ていてすごく勉強になる」
特にハマったのは小豆島の漁師『はまゆう』と素潜り漁師『マサル』の動画。「話し方も上手いし、面白い」と目を輝かせる。
ちなみに国内の釣りでは73センチのヒラメを釣ったことがある。メジャー時代だと1メートル50センチを超えるカジキを釣った。「大きいものもいいけど、美味しいものを釣りたい。クエとかにも挑戦してみたいね」と語る。
将来的には自分の船を持ちたいと考えており、17年オフには特殊小型船舶免許も取得。18年には海を愛する姿がイメージに合うと千葉海上保安庁のポスターにも起用された。今オフには実現しなかったが「漁師のYouTuberさんと、いつかお会いしてお話を聞いてみたい」と思いを巡らせる。