――米ツアーに向けて、両選手の課題を挙げるとすれば？

片平　古江選手は……課題が見当たらないですね。外から見る限り、Qシリーズに関してはネガティブな要素はなかったです。本当にパットさえ入っていれば優勝していたと思うので。そのパットもストロークが悪かったとかではなく「なんで入らないの？」という微妙な差でした。精神的にもタフなのでとても楽しみですね。

　渋野選手はやはり4日間安定したスコアを出すこと。それができれば十分、優勝争いできる力はあると思います。たとえ波があっても、今回のような粘りを発揮したことが経験として生きてくる。試合数を積んでいくことで安定性は出てくるのではないでしょうか。

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　Qシリーズが終わったばかりだが、1月下旬から新シーズンが幕を開ける米ツアー。両者ともにどのようなスケジュールを組むかは未定だが、2人がどんな活躍を見せるのか期待が膨らむ。