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「サッカー選手のイメージは、正直なところ…」宇賀神友弥が“浦和退団発表前”に語った社会貢献とは《女性サッカー選手をサポート》
text by
石井宏美Hiromi Ishii
photograph byaim/Getty Images
posted2021/11/26 17:00
浦和レッズで長年にわたってチームの潤滑油であり続けた宇賀神友弥。ピッチ外の活動でも彼らしさを感じる
WEリーグは初年度で観客数の目標を1試合平均5000人としているが、コロナ禍の影響もあったとはいえ、それに遠く届いていないのが現状だ。経営的に成功し、永続できるリーグとなるためには、さらなる観客動員の拡大が必要だ。課題についてはこれから対策していく段階だが、選手個々もプロとしてスキルを磨くと同時に、セルフプロデュースが求められていくだろう。まずは「(マネジメントする)3選手を見に行きたいと思う人が増えてくれれば、観客動員にもつながると思う」(宇賀神)とその手助けになればと思っている。
「彼女たちが試合に出ていると、娘のような気持ちじゃないですけど(笑)、ボールを持つだけでワクワクするし、頑張れという気持ちになる。そういった僕自身の実体験もふまえて、いろいろな人に彼女たちの魅力を感じてもらいですね」
女性アスリートの価値を高めたい――。
「そういう世界になっていければいいなと思いますし、やるからには絶対にそういう世界にしていきます!」
レッズを離れても「ブレずにやり続けていきます」
2021シーズンを持って浦和レッズからは離れるが、もちろん、これまで行ってきた社会貢献活動、地域貢献活動、そして立ち上げたばかりの女性支援プロジェクトは継続していく。
「引退するわけではないので、何一つ辞めることはないし、これからもブレずにやり続けていきます。浦和レッズというブランドがなくなったこれからが、あらためて人間としての価値が問われる。もちろん不安もありますが、ワクワクもしています」
自らを“逆境に立たされたときの方が燃えるタイプ”と分析する。自分ことを知らない人がいるなかで、ピッチ上での活躍はいわずもがな、これまでの経験をベースにさらに活動を広げていく。
これで終わりではなく、ここからが新たなスタート。宇賀神の挑戦はこれからも続く。
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