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大谷翔平「僕の才能が何かと考えて…」「出られるだけ出てみて案外できるなと」 本人の言葉で振り返る《4年間の進化論》 

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photograph byNanae Suzuki

posted2021/10/24 17:01

大谷翔平「僕の才能が何かと考えて…」「出られるだけ出てみて案外できるなと」 本人の言葉で振り返る《4年間の進化論》<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

2018年の打者・大谷翔平と2021年の投手・大谷翔平。本人の言葉から4年間の進化を探ってみた

「べつに疲れてないんですけどね(笑)」

<投手としての出場試合数>
18年:10試合、20年:2試合、21年:23試合
<打者としての出場試合数>
18年:104試合、19年:106試合、20年:44試合、21年:155試合

 メジャー移籍後、初めて二刀流として負傷離脱なくレギュラーシーズンを乗り切ったどころか、野手として162試合あるMLBの長丁場で欠場したのはわずか7試合。悠々と規定打席に到達し、投手としてもエンゼルスで投球回が100回を超えたのは大谷だけだった。

 マドン監督が疲労を考慮して、スタメンから外した際の状況について聞かれても「べつに疲れてないんですけどね(笑)」と大谷はあっけらかんと答えている。長距離移動を含めた過酷なスケジュールのMLBの中で、フルシーズン戦える心身のタフさを身に付けた。それだけに早くも“2022年版の進化”はどうなるのか――そう期待したくなるのが、規格外のプレーヤー大谷翔平の魅力である。

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