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“防御率ワースト”DeNAの1位指名は? 広島2位は待望の“右打ち大砲候補”…ドラフト全指名予想【DeNA・日ハム・広島編】

posted2021/10/10 11:01

 
“防御率ワースト”DeNAの1位指名は? 広島2位は待望の“右打ち大砲候補”…ドラフト全指名予想【DeNA・日ハム・広島編】<Number Web> photograph by KYODO

ドラフト目玉候補の廣畑敦也投手(23歳・三菱自動車倉敷オーシャンズ・177cm83kg)

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安倍昌彦

安倍昌彦Masahiko Abe

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KYODO

「ひとりドラフト」とは、私自身が“12球団”の代表者になったつもりで、実際のチーム事情とチーム作りを考え合わせながら、実際のドラフト候補選手たちを指名して、ひとりで「ドラフト会議」を完遂してしまう。

 そういう企画です。その結果を「NumberWeb」で披露させていただいて、今年で3年目。この1年間、野球の現場で取材を続け、選手側の関係者たち、プロ側のスカウトの方たちから聞き取った内容の“集大成”と考えています。

 指名方法は現実と同じ。1位が「入札→抽選→再入札」、2位以下が「ウェーバー」です。1位の「抽選」は毎年そうなのですが、私が行う厳正な「あみだクジ」によって決定されます。そのへんが「私製ドラフト」とご諒解くだされば……と思います。

球団ごとの現実を踏まえた「リアル・フィクション」です

 ウェーバーの順は、ドラフト前日のペナントレースの順位によって決まります。今回は、9月30日現在の順位を使い、指名のスタートは、昨年がパ・リーグ(オリックス)でしたから、今年はセ・リーグ(DeNA)と想定しました。

 指名の対象の選手について、高校生、大学生は「プロ野球志望届」が提出されている選手に限定しました。社会人については、私が知るかぎり、「プロ志望」を打ち出している選手たちの中から選抜しました。

 各球団がどうしてそういう指名になったのか……その理由や背景を記しました。これも、この1年間の球団の動向と関係者への取材に基づいたものです。

「ひとりドラフト」はあくまでもフィクションですが、その内容は、極力現実を踏まえて考察した「リアル・フィクション」であるように努力しています。

 今回の「その1」は、実際の指名順に沿って3球団分をご披露します。さあ今年も、ひと足早く、「2021ドラフト会議」のリアルな雰囲気を味わってください(※順位、成績は9月末時点のものです。また「外れ1位」という表現は、当該選手に対して失礼な表現と考えるので、例年と同様「繰り上げ1位」という表記を使います)。【全4回の1回目/#2#3#4へ続く】

【次ページ】 “防御率ワースト”DeNAの1位指名は?

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