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「石川佳純さんはドトール行きます?」「焼肉おごらせて」卓球・石川がまさかの100分ゲスト出演、オードリーの深夜ラジオは神回になった?
text by
やきそばかおるKaoru Yakisoba
photograph byGetty Images
posted2021/09/16 11:01
9月11日放送の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演した石川佳純(写真は2019年撮影)
『プロフェッショナル』を担当した男性ディレクターの存在だ。試合時の姿を追うのみならず、試合の前後にも密着取材をしていたことや、優しい人柄が出ている場面をカットせずに放送していたことについて触れ「彼は懐に入るのがうまい」「プロの仕事」と賞賛していた。
一方、とある海外遠征の帰りの飛行機で、同ディレクターの席が石川の隣だったことに嫉妬したことについても話した。石川もその時は「(偶然とはいえ)隣の席にいる!」と驚いたそうだが、ディレクターがハードなスケジュールのなかで、長期間にわたり取材をしてくれた事について感謝の気持ちを伝えた。フレンドリーな一面を引き出すことができたのは、何度も会って話を丁寧に聞き出していたからでもある。
若林「焼肉の代金は払わせてほしいの」
この日、石川はおよそ100分にわたって出演した。番組の終盤では同番組の若手の放送作家“チェ・ひろし”が考えた企画を試すコーナーにも参加。この日の企画は春日がラケットにピンポン球を乗せたまま、石川と若林が打ったピンポン球をよけながら球を落とさずに20秒耐えることができればクリアというもの。さすがに石川はこの企画に参加することを断ると思いきや、東京オリンピックで使用したラケットを持参するほどノリノリだった。「本気で打っていいですよ」という若林に石川は強烈なスマッシュを決めて4秒で春日をノックアウトさせた。笑顔で「すみません!」と謝る石川に「石川さん、バラエティ向き!」と若林。「石川がスマッシュを決めている時の顔は、決勝の時に見せる鬼のような顔」だったという。
石川が放つ言葉のひとつひとつに彼女の人の良さが現れていた。彼女の魅力を改めて実感した若林。焼肉が大好きだという石川に若林が「俺は焼肉に参加しなくていいから、食事の代金は俺に払わせてほしいの。感動したぶんを何かで還元しないと、いつももらってばかりだから気が収まらないんです(笑)」と言うひとコマもあった。
通常の『オールナイトニッポン』では春日イジリが炸裂している若林だが、普段とは異なる雰囲気にリスナーも温かい気持ちになり、ツイッターも「石川佳純さんの大ファンになりました!」「また来て欲しい!」と大盛り上がり。放送中は番組のハッシュタグ「#annkw」や「#石川佳純」に加えて、卓球競技のスポンサーであり、同番組のスポンサーのひとつでもある「#JA全農」も終始、トレンド入りを果たしていた。若林と石川との素敵なトークのラリーにリスナーも酔いしれた一夜であった。
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