「ベタな質問ですけど、コンビニに行くんですか？」

　異表をついた質問に石川は「行きますよ」と笑顔で答えた。その後も「ドラマは観ますか？」「スーパーには行きますか？」「ドトールには行ったりする？」「休日は何をしていますか？」と次々と訊き出す。石川が「ドトールにはよく行きます」「表参道は緊張します」とサービス精神旺盛にこたえると若林は「最高の人じゃないですか！」と感激していた。もはやファン心理丸出しの状態となった若林。質問になんでも答える様子は、まさに『プロフェッショナル』を観て抱いていた石川のイメージそのものであった。「元気があれば買い物に行ったり映画を見たりする」という石川に質問欲が止まらない若林が「どこに買い物に行くの？」とグイグイ迫り、呆れた春日が止めに入る場面もあった。

和装の石川（2015年撮影）　©Getty Images

石川も驚いた「隣の席にいる！」

　メンタル面に関する質問では緊張の度合いについて「若い時は緊張しませんでした。緊張するのももったいないくらいだったんですけど、歳を重ねるにつれて『勝って当たり前』と思われるようになって緊張することが多くなりました」と明かした。もちろん、卓球に関する質問も忘れない。卓球漫画『ピンポン』から得た情報と前置きしたうえで「2日ぐらい打たないだけで取り戻すのに時間がかかる？」とも尋ねた。石川は「2日以上やらないことはありません」と答えると、若林は「へぇー！」と大いに感心。

　若林は石川の素の部分に興味津々だったが、実はもうひとり気になっていた人物がいた。

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