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大谷翔平劇場が“マンガ超え” MLB公式「またブチかました…30号だ」 2打席連発と“盗塁→神走塁サヨナラ勝ち”に現地熱狂
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byIcon Sportswire/Getty Images
posted2021/07/03 17:02
ホームランに大喜びする大谷翔平
そしてこのチャンスに4番ウォルシュがライト前に痛烈な安打を放つと、大谷は迷わず本塁に突入。足の長さを存分に生かしたスライディングで相手捕手のタッチより“一足早く”本塁に到達してサヨナラホームイン。仰向けになってガッツポーズする姿に中継したNHKの実況アナウンサーが「まさに大谷劇場でした」と感嘆の声をあげるほどの“主役感”で、スタジアムを熱狂させた。
「すごいファンの人にいっぱい入ってもらって」
現地中継のフラッシュインタビューで大谷は「きょうはすごいファンの人にいっぱい入ってもらって、気分良く打席に入れたのでそのおかげかなと思います」と語った。
過去にも大谷は「ピッチングにしてもバッティングにしても、自分の形をどれだけ高いレベルでできるのかなっていうところに楽しみがある」と語っていたことがあるが、走攻守そして投手すべてでマンガすら軽く凌駕するようなプレーを、大谷は見せつけている。