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大谷翔平劇場が“マンガ超え” MLB公式「またブチかました…30号だ」 2打席連発と“盗塁→神走塁サヨナラ勝ち”に現地熱狂 

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NumberWeb編集部

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posted2021/07/03 17:02

大谷翔平劇場が“マンガ超え” MLB公式「またブチかました…30号だ」 2打席連発と“盗塁→神走塁サヨナラ勝ち”に現地熱狂<Number Web> photograph by Icon Sportswire/Getty Images

ホームランに大喜びする大谷翔平

 6月の月間MVPに輝いた、エンゼルス大谷翔平の勢いがさらに加速している。

 現地時間2日に行われたオリオールズ戦で「2番DH」で先発した大谷は2打席連発を含む4打数2安打3打点1盗塁。8-7と劇的なサヨナラ勝ちを飾ったチームを文字通り牽引した。

 同30日、ヤンキース相手の先発登板では1回持たず7失点KOと悔しい思いをした大谷だが、そのうっ憤を本拠エンゼルスタジアムでこれでもかというほど晴らした。

 第1打席こそセカンドフライに倒れたものの、2-6で迎えた3回裏、先頭打者の大谷は初球インハイに投じられた92マイルのストレートを力強く引っ張る。すると打球はいつものようにライトスタンドへと一直線に突き刺さり、反撃の狼煙を上げる29号ソロ本塁打となった。

MLB公式が“連投ツイート”するほどの興奮

 そして、狼煙だけでは終わらないのが今の大谷だ。5-6と1点ビハインドの4回裏、一塁に走者を置いた場面では、4球目の外角低めにやや沈む96マイルのボールを逆らわず打つと、まるで“逆方向へ引っ張ったか”のような高弾道でレフトフェンスオーバーとなった。

 この時点で勝ち越しとなる2ランは、日本人選手としては2004年の松井秀喜(当時ヤンキース)以来となる30号到達。MLB公式ツイッターアカウントは「ショウヘイがまたブチかました」「NUMBER30だ」と、動画とともに“連投ツイート”するほど。月間MVP獲得ならびにオールスター出場が決まった大谷に、現地での注目度の高さも伝わってくる。

四球で歩かされても盗塁、好走塁がある

 そして試合の締めも大谷だった。9回裏に四球で歩かされるとホームの大観衆からブーイングが上がったが、二死一塁の場面でスチールを敢行し、見事に成功。タッチにいったショートのグラブが顔面に入って顔を押さえたが、痛みはほぼなかったのか、思わず大谷もショートも微笑を浮かべた。

【次ページ】 「すごいファンの人にいっぱい入ってもらって」

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大谷翔平
ロサンゼルス・エンゼルス

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