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33歳ナーゲルスマン電撃就任… 6冠王者バイエルンのフリック監督はなぜ今季限りで辞めるのか? フロントと衝突の真相とは
text by
中野吉之伴Kichinosuke Nakano
photograph byGetty Images
posted2021/04/28 17:03
33歳にしてバイエルン監督に就任するナーゲルスマン(左)と、強いバイエルンを作り上げたフリック監督
ナーゲルスマンの“移籍違約金”は破格の……
注目の新監督にはライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマンが就任することが決定。違約金は2500万ユーロにもなると推測されている。監督の移籍としては間違いなく史上最高額と言える。
契約は2026年6月30日までの5年間で、バイエルンがこの若き名将にかけている期待の大きさがうかがえる。一方、バイエルンはフリック監督との契約を21年6月30日で解消することも発表。今夏開催の欧州選手権後に代表監督を辞任するヨアヒム・レーブの後任筆頭候補として、今後DFBと交渉が始まるのではないかとみられている。
それぞれ収まるべきところに収まったというところだろうか。2人の新天地での活躍が楽しみだ。