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【サンクスツアー千秋楽】浅田真央が語るスケートと仲間への愛…「もう一人、お別れする大事な人」とは
text by
浅田真央Mao Asada
photograph byTakuya Sugiyama
posted2021/04/26 11:01
4月26、27日の神奈川公演で、サンクスツアーは幕を閉じる
大怪我があったにもかかわらず辞めずに……
(河内)理紗は、最初、緊張していたみたいで全然喋ってくれなかったのですが、途中から「これ持ってきましょうか」とかお手伝いもしてくれるようになって、成長を感じます。
(山本)まりは、いつも一生懸命私の話を聞いてくれて、すごく素直でいい子でした。注意したところも頑張ってやってきてくれた。記憶力も良くて、あと何公演って聞くとすぐ答えてくれます(笑)。
マラ(ガンスフ マラル エレデン)も常に全力で真面目。できないとすごく悔しがる。私もそうだから気持ちが分かります。大怪我があったにもかかわらず辞めずに続けてくれました。サンクスではみんなに嫌な思いをして欲しくなかったので、マラの怪我が一番申し訳ないと思うところです。
なぎ(林渚)ちゃんは、最年長だけどみんなに合わせてくれて、女子メンバーをまとめてくれていました。オーディションのことを聞いて、最初に連絡をくれたことは忘れません。
(今井)遥ちゃんは、途中からの参加でしたが、遥ちゃんにしか出せないカラーをサンクスに贈ってくれました。選手としてやり切ったかな? という気持ちがあったかもしれないけど、最後に一緒にショーを作れたのは良かったです。
お互いに話し合い、そろそろかな、というタイミングが
そして、もう一人、このタイミングでお別れする大事な人がいます。