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「強い松山英樹」は戻ってくるか 国民的人気のナイスガイ復活や巨大化したデシャンボーの飛距離は?
text by
舩越園子Sonoko Funakoshi
photograph byGetty Images
posted2021/01/07 06:00
松山が最後に米ツアーを制したのは2017年夏。今季は専任コーチとともに新たな挑戦の1年となる
そして、もう1人、インフルエンサーとして、やっぱりこの人、タイガー・ウッズの存在を無視することはできない。
2019年のマスターズを制してメジャー15勝目を挙げ、日本で開催されたZOZOチャンピオンシップを制して米ツアー通算82勝目を挙げたものの、昨年は勝利を挙げられず、腰の状態もゴルフも絶好調とは言えないまま、2020年を終えた。
だが、45歳になったウッズが今年、さらなる活躍、さらなる勝利を挙げることができれば、それは年齢や体力気力の限界枠を超えて世界中の人々に勇気や希望をもたらすことになる。コロナ禍に翻弄されている今だからこそ、暗い気持ちを押し上げてくれるような力強い復活、奇跡のようなビクトリーを是非とも見せてもらいたい。
2021年のゴルフ界が、そういう世界、そういう展開になってくれることを心から期待したい。
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