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天皇賞・秋でアーモンドアイのGI8勝を阻む牝馬は… 武豊の偉業継ぎ、ルメールが「令和の盾男」になるか
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKyodo News
posted2020/10/31 17:03
調整するルメール騎乗のアーモンドアイ。GI8勝の偉業達成に再び挑む
ルメールも歴史的偉業を成し遂げるか
牡馬勢も強力で、昨年の2着馬ダノンプレミアム、復調気配の見えるキセキ、天皇賞春秋連覇がかかるフィエールマン、東京を得意とするダノンキングリーなどが一発を狙う。
◎アーモンドアイ
○クロノジェネシス
▲フィエールマン
アーモンドアイが勝てば、ルメールは18年秋からつづいている天皇賞歴代最多連勝記録を「4」から「5」に伸ばす。天皇賞・秋3連覇となれば、1949年から51年の保田隆芳以来69年ぶり2人目と、人馬ともに歴史的偉業となる。
武豊が「平成の盾男」なら、ルメールが「令和の盾男」となるのか。
「一強」とはいえ見どころの多い中距離王決定戦になりそうだ。