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「ラグビーがサッカーから学べることとは?」エディーさんが明かした“王者リバプールとの親密な関係”

posted2020/10/27 20:00

 
「ラグビーがサッカーから学べることとは?」エディーさんが明かした“王者リバプールとの親密な関係”<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

昨年のW杯ではイングランドを率いて準優勝したエディー・ジョーンズHC。今年4月、2023年W杯まで契約を延長した

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朴鐘泰

朴鐘泰Park Jong Tae

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Naoya Sanuki

 こんな世の中だけど、やはり“学び”はいまも続いていた。10カ月ぶりに話を聞いて、実感した。

 Numberラグビー特集「桜の再会」で、元日本代表ヘッドコーチにして、現イングランド代表指揮官、エディー・ジョーンズのインタビューが実現した。昨年のW杯後の12月26日発売号以来となる。

 前回は、南アフリカを前に敗れた失意のW杯決勝から1カ月後、季節外れの陽気に包まれた沖縄で話を聞けたが、今回は残念ながらZoom取材。その冒頭、「このコロナ期間中に何をしていたのか?」という質問に、「まとまった学習期間が取れたのがありがたかった」とエディーさん。すると、話題はサッカーに及んだ。

「プレミアリーグはアイデアの宝庫ですよ」

「サッカーのプレミアリーグも競争が激しいので、アイデアの宝庫ですよ。実はこの後、昨季の王者リバプールのアナリストとミーティングをするのです。

 リバプールにはユルゲン・クロップ、シティにはペップ・グアルディオラという世界でも指折りのコーチがいます。リバプールには誇り高き歴史があり、アイデンティティがハッキリしている。しかも一昨季はわずかにシティに及ばず、それが大きなモチベーションとなり、魅惑的なチームを作りました」

 ではより具体的に、サッカーから何を学ぼうとしているのか。

「オフ・ザ・ボール、ボールを持っていない選手の動きをどう評価すべきか、私はそのヒントをサッカーに求めています。これまでラグビーのデータでは、タックル数やボールキャリーの数字を重視してきましたが、それだけでは不十分です。なぜなら、ボールに絡む局面はほとんどの選手にとって、プレー全体の3%ほどにしかすぎないからです」

「ペップとクロップから刺激を受けました」

 前回、沖縄で取材した時に、エディーさんはこう言っていた。

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