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ラグビー最強FW稲垣啓太と堀江翔太が“私服”で表紙撮影 Tシャツでも分かる「バキバキに仕上がったカラダ」
posted2020/10/22 17:03
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph by
Atsushi Kondo
日本列島を熱狂させたラグビーW杯ベスト8から1年。ジャパンの最前線でスクラムを組んだ稲垣啓太と堀江翔太のビッグ対談がNumberラグビー特集「桜の再会」で実現した。
1年前は赤と白のジャージを身にまとっていたふたりに、この日は私服での表紙撮影をリクエストすると、稲垣は漆黒のTシャツに金のネックレスと銀のブレスレット、堀江はなぜかサッカーブラジル代表のエンブレムが入った白いTシャツにジーンズという出で立ちで現れた。
コロナ禍による自粛期間中、ラグビー以外のフィジカル面に特化したメニューをこなすことができたというだけに、Tシャツ越しにもわかるくらい、ふたりとも身体は仕上がっているようだ。
「ただのラグビー大好きおじさんなんで」
稲垣 自粛期間ってあんまり関係なかったですよね。選手として実力を発揮する機会が来た時のために必ず準備しておかないといけないと思っていました。でも、トレーニングの中身はちょっと変わりましたね。一度ラグビーを完全に切り離して、身体づくり、身体の使い方、柔軟性の向上、自粛期間はほぼそれに費やしました。以前にケガした箇所を含めてしっかり身体はつくれたかなと思います。
堀江 ラグビーを上手くなるためにどうするか。自粛期間の前も後も佐藤(義人トレーナー)さんのトレーニングをずーっと家でやってました。ただのラグビー大好きおじさんなんで。
目指すものが違ってきたというか、自分の身体の使い方だったりとか、自分の弱いところを強くしたりだとか。トレーニングの質、メニューは変わったという感じですかね。
稲垣 堀江さんの背中「ああ、去年よりデケえな」って感じますよ。ただデカいだけじゃなくて、使っている時の可動域とか、ね。ここまで出るんだって。