Sports Graphic Number SpecialBACK NUMBER

稲垣啓太×堀江翔太「人生で一番ヤバかったあの試合」~最強のスクラム対談~

posted2020/10/23 07:00

 
稲垣啓太×堀江翔太「人生で一番ヤバかったあの試合」~最強のスクラム対談~<Number Web> photograph by Atsushi Kondo

稲垣啓太(右)と堀江翔太が「あの試合」と未来を語り合う

text by

近藤篤

近藤篤Atsushi Kondo

PROFILE

photograph by

Atsushi Kondo

日本代表のFWを牽引する2人が熱狂に沸いた1年前のW杯と、3年後のフランス大会に向けたビジョンを大いに語り合った。

 1年前のちょうど今ごろ。誰もがラグビーの話をしていた。家族で、友人同士で、会社で、美容院で、カフェで、本当に誰も彼もが楕円球に心を奪われていた。

 ずっと昔からそこにあったスポーツなのに、それはまるでこの国における新たなスポーツの誕生のようでもあった。

 ジャパンの快進撃、火をつけたのは31名の屈強な戦士たちだった。

 堀江翔太と稲垣啓太。日本代表のFW第1列として、文字通り命をかけて戦い抜いた男2人が、あの熱狂の日々をもう一度振り返り、そしてここから未来へと続いてゆく道を語ってくれた。

――まず堀江さんから。1年前のW杯を振り返って最初に思い出すことは何ですか?

堀江 ラグビーファンの人がどんどん増えていったことですね。声をかけられることが試合のたびに増えていって。最後のほうは試合の後、ご飯を食べに出かけることもむずかしくなりました。開幕戦の頃は、余裕で宿舎のホテルの前にあるカフェにも行けたんですよ。開店10分前くらいに「いけますか?」って聞いたら、最初は「まだオープン前なんで」って言われたんですけど、3試合目くらいからは早めに行っても「どうぞどうぞ、座ってください」って(笑)。

――人間って怖いですね。

堀江 いやいや! 僕も逆の立場やったらそうしてると思いますし。むしろ人間っていいなって思いますよ(笑)。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
ウェブ有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 5819文字

ウェブ有料会員(月額300円[税別])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

桜の再会~ラグビーW杯ベスト8から1年~
稲垣啓太
堀江翔太
ラグビーワールドカップ

ラグビーの前後の記事

ページトップ