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ラグビー元日本代表が講師! 『Number』40周年、次世代「ナンバー1」育成プロジェクトが始動
posted2020/09/20 08:00
text by
藤森三奈Mina Fujimori
「Next Number 1 Athlete Project」――「Number」が創刊40周年記念事業として立ち上げた、10~12歳の本気でスポーツに取り組む子どもたち向けのスポーツアカデミーだ。新型コロナウィルスの影響でスタートが遅れたが、この夏、1回目となる「廣瀬俊朗オンラインラグビーアカデミー」が実施された。
本来は、主催の慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科、慶應義塾大学体育研究所、一般社団法人慶應ラグビー倶楽部のサポートのもと、日吉のキャンパス及びラグビー場にて開催する予定だったが、コロナ禍での最善策をとり、オンラインでの開催となった。
「どうやったらプロになれる体が作れるのか」
抽選で選ばれた参加者は約70名。1都2府11県から集まったのは、オンラインならではだった。
10歳にしてすでにラグビー歴7年の男の子から、昨年のワールドカップを見てラグビークラブに入団した子までキャリアは様々だが、この年代にしてすでに「どうやったらプロになれる体が作れるのか」「リーダーシップの取り方を教わりたい」など、意欲のある子ばかりが集まった。
アカデミーは、8月11日と9月6日の2日間にわたり、両日ともに座学とトレーニングセッションが行われた。
講師は、元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗氏、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の神武直彦教授、ラグビー日本代表のS&Cコーチを務める太田千尋氏という豪華なメンバー。
知と技と体、そして心の側面からラグビーにつながることを学べるプログラムが組まれた。本気でラグビーに取り組んでいる子ども向けにオンラインで分かりやすく伝えるための本プログラムは、慶應義塾大学ラグビー部のGMを務める和田康二氏が構築した。