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“サングラス投げ”高橋尚子の激走を覚えていますか?……シドニー五輪から20年、「10の名場面」とは
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byNaoya Sanuki/JMPA
posted2020/09/15 11:30
女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子。日本列島に感動を呼んだ激走だった。
悔しさを味わった松坂、中田英
(5)初のプロアマ混合で臨んだ野球
野球の3位決定戦でハイタッチする松坂大輔と杉浦正則。プロ参加が解禁となった中で松坂、中村紀洋や黒木知宏、アマにも杉内俊哉や阿部慎之助、赤星憲広らその後の名選手がメンバーにいたが4位に終わる。
(6)黄金世代&中田英寿の結末
中村俊輔や稲本潤一、中田英寿らを擁し、トルシエ監督の下で臨んだ男子サッカー。メキシコ五輪以来のメダル獲得を期待されたものの、準々決勝アメリカ戦でPK戦の末敗退。最後のPKをポストに当てたのは中田英だった。
篠原まさかの“大誤審”と田村亮子の悲願
(7)世紀の“大誤審”
現在ではバラエティー番組で人気の篠原信一は、男子100kg超級決勝でドゥイエに内股すかしを決めた……かに見えたが、なぜかドゥイエにポイントが入った。最後までこの判定に泣き、銀メダルに終わった。
(8)田村亮子、ついに金メダル
田村は1992年バルセロナ、1996年アトランタと大本命視されながら2大会連続銀メダルに終わっていた。シドニーでは「最高でも金、最低でも金」との覚悟で臨み、48kg級決勝を制して悲願の金獲得を果たした。