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イニエスタら温存の神戸。開始16秒古橋弾、
山口蛍リベロに“同時4枚替え”も実らずドロー。 

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2020/07/11 21:00

イニエスタら温存の神戸。開始16秒古橋弾、山口蛍リベロに“同時4枚替え”も実らずドロー。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

イニエスタらを温存して大分戦に臨んだフィンク監督(別日撮影)

<J1第4節>
大分 1-1 神戸
【得点】
大分:岩田(29分)
神戸:古橋(1分)

 神戸は昭和電工ドーム大分に乗り込み、大分とのアウェーマッチに臨んだ。過密日程ということもあってイニエスタ、ダンクレー、セルジ・サンペール、西大伍らといった選手がベンチ外に。また得点源として期待の大きいドウグラスもベンチからのスタートで、外国籍選手なしのスターティングメンバーとなった。

 試合はキックオフ直後から驚きの展開となる。大分のパスミスを拾ってからの攻勢から、古橋亨梧が鮮やかなダイレクトボレーを叩き込んで神戸が先制に成功した。その後、神戸は山口蛍の好守もあって大分の攻撃を防いだものの、29分にハイプレスを受けると、最後は東京五輪世代である岩田智輝に同点ゴールを決められ1-1の同点で前半を折り返した。

 後半に入って神戸は山口がリベロの位置で攻守の起点になり、酒井高徳も左サイドから積極的にチャンスメイクする場面が生まれた。そして30分にはフィンク監督が交代枠5人制を活用し、ドウグラスらを一挙に投入する“同時4枚替え”の大胆な采配をふるった。

 しかし神戸はアディショナルタイムの2度のチャンスを生かしきれず、1-1のままドロー。神戸はリーグ再開後1勝1敗1分け、大分は2勝1分けとなった。

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