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「有観客」の熱と無観客での前進。
プロレス界の“新しい非日常”を読む。 

text by

橋本宗洋

橋本宗洋Norihiro Hashimoto

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photograph byNorihiro Hashimoto

posted2020/07/06 07:00

「有観客」の熱と無観客での前進。プロレス界の“新しい非日常”を読む。<Number Web> photograph by Norihiro Hashimoto

有観客興行開始のあいさつでリングに上がったDDTの“大社長”高木三四郎。「感無量でした。言葉が出てこなかった」という。

マット界は“戻った”のではなく“進んだ”。

 マット界は新たなフェーズに“進んだ”と見るほうがいいのだろう。かつてと同じ状態に“戻った”とか“帰ってきた”というだけのことではないのだ。

 不自由はもちろんある。だが新たに見出した可能性もある。

 業界は動き続けてきたのだ。

「世の中の人たちはプロレスがなくても生きていける。でも私たちはプロレスがないと生きた心地がしない」

 無観客試合の期間中、藤本はそう語っている。「その時の状況の中で、できることを最大限やるだけです」とも。

 リングの上にあるのは、いい意味でも過去とは違う“新しい非日常”だ。

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