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桜井俊貴8回1失点、今季初勝利!炭谷は猛打賞!
坂本&岡本が無安打も、巨人がDeNAに勝ち越し。
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/02 20:55
今季初勝利を飾った巨人・桜井俊貴。
<7月2日 セ・リーグ>
巨人 5ー3 DeNA
D 0 0 0 0 1 0 0 0 2 : 3
巨 0 0 0 2 0 0 0 3 × : 5
勝:桜井俊貴 1勝
負:大貫晋一 1敗
昨日リリーフ陣が崩れて逆転負けを喫した巨人は、先発・桜井俊貴が序盤から安定したピッチングを披露。インコースとアウトコースをうまく使い分けてDeNA打線を封じ込めると、4回まで無安打に抑えた。その活躍に応えたのは、女房役を務めた炭谷銀仁朗。「桜井が登板する日に打つ」という昨季のデータ通り、4回裏にタイムリーツーベースを放ち、2点を先制した。
頼れるベテランから援護をもらった桜井は5回表にDeNA宮崎敏郎にソロホームランを浴びたが、その後も球威は衰えず、8回107球を投げ抜き、1失点9奪三振、被安打2の力投。その裏、巨人は中島宏之のタイムリーなどで3点を奪って躍動する右腕に白星を送った。
原辰徳監督は試合後のインタビューで桜井の投球を「メリハリの効いた良いピッチング。(今季のチームで)初めて8回を投げ切ったわけですから、呼び水というかこの勢いを追い風にしたいなと思います」と振り返った。
頼もしい26歳の活躍でDeNAに勝ち越した巨人は明日から東京ドームに中日を迎え、DeNAは神宮球場でヤクルトと3連戦となる。