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宮西尚生12年連続50試合の先へ。
ファイターズのシンボルが挑む! 

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えのきどいちろう

えのきどいちろうIchiro Enokido

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photograph byKyodo News

posted2020/06/17 19:30

宮西尚生12年連続50試合の先へ。ファイターズのシンボルが挑む!<Number Web> photograph by Kyodo News

日ハム宮西が「12年連続50試合登板」の更新に挑む。変則シーズン勝利へのカギになるだろう。

宮西は日ハムの営為のシンボル。

 が、僕は投手力だと思うのだ。特にリリーフ陣の整備。かくして、話は冒頭に戻る。今季、ファイターズの注目選手、宮西尚生。

 宮西はファイターズリリーフ陣の象徴的存在だ。宮西が代表しているのはファイターズの野球スタイルそのものだ。広い札幌ドームを前提にして、ディフェンスの野球をつくり上げてきた。基本は「継投逃げ切り」。それもいわゆる「勝利の方程式」型でなく、疲労度や状態を見て組み替えたりする。オープナー、ショートスターター制を取り入れてからは「第2先発」という概念が出現して、ロングリリーフにスポットが当たったりしている。

 つまり、宮西は単なる勝ちパターン継投の一員ではなく、チームがコツコツ積み重ねてきた営為のシンボルだ。公文克彦、秋吉亮を獲り、石川直也、玉井大翔、堀瑞輝を育て、今季でいえばルーキー鈴木健矢を抜擢しようとしているような。

 かつてファイターズのディフェンス野球は新庄剛志、稲葉篤紀、ひちょり(森本稀哲)、糸井嘉男……、と外野手を花形に変えてきた。

 オープナー、ショートスターター制の本質は何かというと「リリーフを花形にする」だと思う。宮西はその顔なのだ。タフな変則シーズンを突っ走ってほしい。僕はベンチワーク、用兵に大いに注目する。

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