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ドラフト指名ボーダーの選手たちを
大学の監督が自らプレゼン!2/4
text by
安倍昌彦Masahiko Abe
photograph byHachinohe Gakuin University
posted2020/05/26 11:30
八戸学院大の中道佑哉。線は細いが、逆に考えればここから体ができた時のパフォーマンスは計り知れない。
ファールの方向がプロ仕様。
バッティングに関しては全国クラスに達しているはず、それが仁藤監督の見立てである。
「ボールを自分の近くまで呼び込んで、自分のゾーンで待ち構えられる。だから、誘い球やボール球を追いかけてやられることがない。ボールの見極めも確かですし、対応力っていうんですか、投手のタイプを問わないし変化球も苦にしない。
ファールがね、ほとんど左方向なんですよ。ボールを長く見られてる証拠ですよね、プロ仕様になってきたと思います」
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いつも控えめなもの言いの仁藤監督だけに、説得力のある“力こぶ”に聞こえていた。
ドラフト指名ボーダーライン上の大学生選手を監督にプレゼンしてもらう度も次回は、関東に移る。
昨年暮れの「大学ジャパン候補合宿」(松山坊ちゃんスタジアム)にもエントリーされた投手1人に、野手が2人だ。