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<ベイスターズをのぞいてみよう!>
ファーム監督・三浦大輔の指導法。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byAsami Enomoto
posted2020/03/13 11:50
通算172勝184敗、歴代9位の2481奪三振。昨年は一軍投手コーチ、今季からファーム監督を務める。
“番長”が抱く、理想の監督像。
――巨人の阿部慎之助二軍監督との対戦を楽しみにしている野球ファンも多いと思います。
そうですね。イースタン・リーグには現役時代に一緒に戦った監督が多いので楽しみですね。日本ハムの荒木(大輔)監督はベイスターズで1年間、チームメイトでしたし、楽天の奈良原(浩)監督、ロッテの今岡(真訪)監督、ヤクルトの池山(隆寛)監督、西武の松井(稼頭央)監督と、みんな対戦していますから。
――理想の監督像はありますか。
優勝した1998年の権藤(博)監督は、選手を大人扱いしてくれたことが印象的でした。でも、選手が変われば求められる監督像も変わりますからね。チーム状況に応じてどんな監督にもなれるよう、引き出しを持っておかないといけないと思います。
――監督としてのキャンバスはまだ真っ白ですか。
25年間の現役生活と投手コーチの経験から、絵の具はたくさん持っているんですけどね。監督としてはまだ、真っ白です。
――今年は三浦監督を目当てに二軍戦もお客さんが増えそうですね。
おかげさまで横浜スタジアムは満員が続いていますから、チケットが取れなかった日はぜひとも横須賀スタジアムに来ていただきたいと思います。多くの方に見られている方が、選手も成長しますから。