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<守護神の覚悟>
山崎康晃「横浜で3度、胴上げ投手に」

posted2020/03/13 08:00

 
<守護神の覚悟>山崎康晃「横浜で3度、胴上げ投手に」<Number Web> photograph by Yoshiyuki Hata

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石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

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Yoshiyuki Hata

多大な重圧のかかる9回のマウンドに、入団からほぼ休むことなく上り続けて6年目。球界屈指の人気者となったベイスターズの顔は2020年、何度スタンドを沸かせてくれるだろうか。

 横浜スタジアムが軋み、地響きを立てる。

 リードの9回表、守護神・山崎康晃がテーマ曲『Kernkraft 400』に乗って登場すると、曲に合わせジャンプをするファンの「ヤ・ス・ア・キ!」コールが一斉にスタジアムにこだまする――。

「あの瞬間、ものすごく胸が高鳴るんですよ。ましてや今シーズンはレフトウィング席も完成して、どんな迫力になるのか想像もつきません。ファンの期待感も大きくなると思うので、その声援に後押ししてもらえるようにがんばりたいですね」

 チーム一番の人気者である山崎は、屈託ない笑顔でそう語った。

 振り返ればこのオフ、メディアで山崎の姿を見る機会が多かった。バラエティー番組に出演し芸人からいじられ笑いを生み、高校時代の親友のカリスマホストからは当時を暴露されて困り果て、また東京ガールズコレクションでは初めてランウェイを歩き喝采を浴びた。テレビやラジオ、トークショー、講演など、その露出は30本を超えたといい、まさにフル回転のオフだった。

 なぜ、山崎はこれほどまでにメディアに積極的に登場したのだろうか?

「チームの代表だと思っていますし、自覚をもってやらせてもらっています。呼んでいただけるのは嬉しいですよ。おそらくたくさんの依頼のなか球団の方に調整して頂いた仕事ですし、チームのためにも、またファンのためにも無理のない範囲でやりたいなって。あとは僕が小さいときプロ野球選手に憧れたように、多くの人にプロ野球の素晴らしさを知ってもらいたい。SNSもその一環で、一見華やかなプロ野球の世界だけど裏ではこんな努力をしていたり、笑顔があったり、そういうモノも含めて野球の魅力を伝えていきたいなって」

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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