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J2サンガ新スタジアムに突撃取材!
臨場感抜群、明智光秀も学べる?
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph bySatoshi Shigeno
posted2020/02/10 19:00
京都の盛り上がりを予感させる「サンガスタジアム by KYOCERA」。今季はどんな熱戦が繰り広げられるか。
亀岡駅に集中する帰宅ラッシュ。
寒さとともに注意したいのは帰途か。
三々五々訪れる行きと違って、帰りは来場したほとんどの観客(この日は1万7938人が来場)が短い時間で亀岡駅に集中する。そのため試合終了後1時間経っても、スタジアムから見える駅のホームは朝の通勤ラッシュのような状態になっていた。試合開催日は通常より長い8両編成の電車にしたそうだが、それでも京都駅まではだいぶ混むはずだ。
試合終了は16時ごろ。筆者が取材して電車に乗ったのは17時30分。この時点だと座れなくても車内はある程度余裕があった。そこから京都で乗り換え、大阪のホテルに着いたのは19時前。京都に18時に到着していたと考えれば、そんなに遠くは感じない。もし日曜日が試合なら土曜に前泊して京都観光、土曜日なら後泊して京都観光、なんてスケジュールで週末を楽しめるはず。
新装なったスタジアムでサッカーを楽しむ前後に京都の古刹めぐり、嵐山散策――なんて乙なサッカーファンじゃなかろうか。
新たなるサッカーツーリズムとして、今年のJ2サポーターはサンガスタジアムを訪れてみてほしい。また関西を訪れたJ1サポーターも、翌日にサンガのホーム戦があれば、ちょっと足を延ばしてみるのもオススメである。
ぜひサンガスタジアムに麒麟……もとい、サポーターがくるとなってほしい。