スポーツ百珍BACK NUMBER
J2サンガ新スタジアムに突撃取材!
臨場感抜群、明智光秀も学べる?
posted2020/02/10 19:00
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
Satoshi Shigeno
サッカーを見るには最高な環境のパナソニックスタジアム吹田、段階を追って改装されてある等々力陸上競技場やキンチョウスタジアム、そしてアクセスは最強なんだけど色々と惜しい新国立競技場……。
評判は千差万別と、やっぱりスポーツ好きなら新スタジアムができると心躍るし、実際にその地に訪れてみたいもの。2020年、新国立に話題を持っていかれがちだが、関西にも新たな球技場が完成した。
京都の「サンガスタジアム by KYOCERA」である。
もらった資料によると2万1600人収容で、スタンド最前列からピッチまでの距離は7.5~10.5m。サッカー、ラグビーの国際試合が開催可能とも記されており、否がうえにも期待値は高まる。
今季のサンガはJ2を戦うということもあって、今シーズンは2月8日時点で判明している分で、年間21試合が同スタジアムで開催される。
首都圏J2サポーターのために!
新スタジアムの1年目。サンガのファンやサポーターだけでなく、アウェイチームを応援するために足を運ぶ人も多いはず。
ただ、今回のこけら落としの対戦相手はセレッソ大阪。来場者の大半は在阪のJリーグ好きだろう。ならば――ここは「首都圏J2サポーター」というモデルケースになってロケハンしてみたらどうだろう? とのアイデアを思いついたところ……企画が通った。
よし、これを口実に1泊してはんなりと京都観光できるぞ、と内心ニヤニヤしていたら「あ、せっかく行くんだから翌日大阪で仕事してきてね」との通告が。現実は甘くない。
ということで2月9日、東京駅朝9時発のぞみ号に乗車。目的地はもちろんサンガスタジアムのある亀岡駅へ。ネットで検索する限り12時過ぎには到着するようなので14時キックオフには余裕だろう……と思っていたら、米原駅を過ぎた付近で車窓を見て、ビックリした。
うっすら雪が降ってる。今年、記録的な暖冬って言ってなかったっけ。