Number ExBACK NUMBER

熊本支援を続ける巻誠一郎も受賞!
「HEROs AWARD」今年の顔ぶれは? 

text by

Number編集部

Number編集部Sports Graphic Number

PROFILE

photograph byHEROs AWARD

posted2019/12/16 15:00

熊本支援を続ける巻誠一郎も受賞!「HEROs AWARD」今年の顔ぶれは?<Number Web> photograph by HEROs AWARD

「HEROs AWARD 2019」で登壇した受賞者の皆さん。左から、巻誠一郎さん、井本直歩子さん、北澤豪さん、梶川三枝さん。

柔道文化を伝えてきた山下氏。

 ロス五輪の柔道金メダリストの山下泰裕氏が牽引してきた柔道教育ソリダリティーには特別賞が贈られた。山下氏は以前から、どんなライバル選手も畳を降りたら同じ志を持つ仲間だという意識から、「勝ち負けだけでなく、お互いの文化を理解して親しい関係を作っていくことが大事だ」と考えてきたという。柔道教育ソリダリティーでは、柔道用具や柔道教材の無料配布などを通じて、「柔道で育む国際友好プロジェクト」を進めてきた。

 2017年にJOC常務理事に就き、今年6月には会長に就任した山下氏。柔道教育ソリダリティーは活動終了したが、教え子で日本代表監督の井上康生氏が、志を継いで新たなNPOを立ち上げた。

中田英寿「スポーツという共通の言語で」

 3回目を迎えた「HEROs AWARD 2019」の会場には、様々な競技のアスリート、元アスリートが集まり、受賞者たちの活動報告に耳を傾けていた。

 HEROs発起人の中田英寿氏は、「3年目になって、この活動が広がってきたのかなと実感しました。社会貢献活動というのは、なかなか自分からは言いにくいものですし、他の方の活動を知る機会も少ないのが現状。こういった賞で、多くの人と情報をシェアできると思います。スポーツという共通の言語を持った人たちの中で広がっていくと、これから先、社会がより良くなっていくと感じます」と語る。

 普段はなかなか知る機会のない社会貢献活動が発信されることで、関心を持ち、参加を考える人も出てくるだろう。東京2020大会が来年にせまり、スポーツの力を信じるひとたちの輪はさらに大きく広がっていきそうだ。

関連記事

BACK 1 2 3
中田英寿
北澤豪
巻誠一郎
井本直歩子
梶川三枝
山下泰裕

他競技の前後の記事

ページトップ