打者で2000本が見えているのは？

　安打・勝利・セーブ数の現役5傑を挙げて、来季以降の「名球会」入り選手を予想しよう。なお数字をクリアしても名球会に入っていない選手もいるので、達成者数と入会者数は異なる。

＜通算安打数：2000本安打　過去NPB単独で52人　日米通算で5人＞

・NPB単独での達成者

内川聖一（ソ）2171安打
今季128安打

鳥谷敬（神）2085安打
今季19安打
※11/21時点で来季所属は未定

・NPB単独で未達
福留孝介（神）1897安打※日本通算
今季89安打／あと103安打

坂本勇人（巨）1884安打
今季173安打／あと116安打

栗山巧（西）1825安打
今季103安打／あと175安打

中島宏之（巨）1767安打
今季8安打／あと233安打

松田宣浩（ソ）1638安打
今季139安打／あと362安打

　現役で名球会入りしているのは内川、鳥谷、福留の3人である。

栗山・松田はここ数年が勝負。

　未達の上位5人では、坂本勇人が福留よりも先にNPB通算2000本安打に到達するかどうか、といったところか。その前後はあれど、坂本は31歳のうちに名球会入りするだろう。彼には2500本、そしてNPBでは張本勲しか達成していない3000本安打への期待がかかる。

　福留は日米通算では2395安打しており、すでに「名球会」のメンバーだ。しかしNPBだけでの2000本安打も視野に入っている。来年4月には43歳になる福留は今季、四球数が減っており、選球眼をどこまで保てるかが焦点となる。

　西武の栗山は3年ぶりに規定打席に到達した。来季37歳だが可能性はあるだろう。今季から巨人の中島は試合出場数が確保できるかどうか。

　鷹のチームリーダーの松田は10年連続で100安打をマーク。彼も来季37歳だが、ここからが勝負だ。

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