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メジャーGM会議で話題になった
3人の日本人野手の名前と評価。
text by
笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byNanae Suzuki
posted2019/11/19 11:30
侍ジャパンで軽快なフィールディングを見せる菊池涼介。球界ナンバーワン二塁手として、メジャー挑戦を表明した。
3人の代理人の“いい仕事”を願う。
このオフ、その役割を期待されるのは以下の3人。彼らが持つ役割は大きい。
秋山の代理人を務めるのはエクセル・スポーツ・マネージメント社のケーシー・クロース氏(56)。ヤンキース・田中将大投手の代理人を務め、あのデレク・ジーター氏(元ヤンキース)の片腕として長くパートナーを務めたことでも知られる。
筒香はワッサーマン・メディア・グループのジョエル・ウルフ氏(49)。ダルビッシュ有投手(カブス)、前田健太投手(ドジャース)も顧客に持つ敏腕代理人でNBA・ワシントン・ウィザーズに所属する八村塁も同グループがサポートしている。
菊池の代理人を務めるのはラガルデア・スポーツ・アンド・エンターテーメント社のマイク・シール氏。知名度こそ高くはないが、レッドソックスのブロック・ホルトなどを顧客に持ち幅広い人脈を持っている。
日本人野手がメジャーで光り輝くためには選手自身が結果を残し、評価を変えていくしかないが、その勝負の場へ立つために条件と環境を整えるのは代理人の仕事である。これからの約1カ月半、3人の侍のために月並みではあるが、いい仕事をして欲しいと、切に願う。