トルステン・フィンクの名言 

イニエスタ、ビジャら大物外国籍選手が在籍しながら低空飛行が続いていたヴィッセル神戸。後半戦に入って巻き返しつつあるのは、夏の移籍市場でフェルマーレンや酒井高徳といった選手を緊急補強したのが要因だが、GKを任される飯倉大樹も一役買っている。横浜F・マリノス時代からハイラインの後方をカバーしつつビルドアップするスタイルを磨き上げていた飯倉は、神戸でもその役割を担っている。10月5日の広島戦ではビルドアップを狙われて6失点したものの、意図があった中でのミスならば指揮官は許容しているようだ。

Number988号(2019/10/17)