プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
リング内外で何かと話題の内藤哲也。
「2冠」という公約への厳しい道程。
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2019/10/30 11:50
ついにサッカー界にまで、その影響力を及ぼすに至った内藤哲也のカリスマ。あとは「2冠」の公約を果たすのみだ。
王者か? もしくは挑戦権所有者か?
内藤のプランはこうだ。もちろん、大阪でタイチに勝たなくてはならない。
そして、インターコンチへの挑戦権を獲得した内藤は、11月9日にアメリカのサンノゼ大会でホワイトのインターコンチに挑戦して、王座に返り咲く。だが、これは、ホワイトが大阪での防衛戦で後藤洋央紀に勝った場合で、もし後藤が勝った場合は、後藤はサンノゼには行かないので、時間は経ってしまうが、12月8日の広島大会での対決が有力視される。
内藤プランの最低条件は、2020年1月4日にインターコンチ王者であるか、インターコンチの挑戦権を有していることだ。そして、いずれのケースにおいても、そのタイトルマッチに勝利して、同日に行われるオカダvs.飯伏幸太のIWGPヘビー級選手権の勝者と1月5日にダブルタイトルマッチを戦う。
そして、2つのベルトを手にして「偉業」を達成できたあかつきには……もう1つの夢、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を東京ドームの満員のファンとともに大合唱する、という夢をかなえることになるはずだ。