ファイターズ広報、記す。BACK NUMBER

ドラフト→挨拶→会見→稲垣に遭遇。
オフも東奔西走のプロ野球広報。 

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高山通史

高山通史Michifumi Takayama

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photograph byKyodo News

posted2019/10/29 19:00

ドラフト→挨拶→会見→稲垣に遭遇。オフも東奔西走のプロ野球広報。<Number Web> photograph by Kyodo News

ドラフト会議はシーズンオフ最大のイベント。着々と2020シーズンへ向け準備が進められている。

鎌ヶ谷を経て、侍ジャパンへ。

 閑話休題。

 一夜明けて10月23日は、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムへと向かった。正午には2020年から一軍コーチングスタッフに加わる武田勝投手コーチ、矢野謙次外野守備コーチ兼打撃コーチ補佐の就任会見が予定されていた。栗山監督も札幌から駆けつけ、同席した。球団内も、ファンの方々も思い入れがある2人のカムバック。約1時間で会見、取材対応等を終えると最寄り駅までタクシーに乗り、鉄路で羽田空港へと向かった。

 南国・宮崎を目指した。羽田空港17時台発の飛行機で現地入り。レンタカーをピックアップして、予約しているビジネスホテルへとハンドルを握った。計3泊の行程。翌日は、栗山監督がフェニックスリーグで奮闘中の若手選手たちを視察。その翌日、10月25日は「プレミア12」で世界一へと挑む侍ジャパンとの練習試合が控えていた。相手監督はファイターズのレジェンドOB稲葉篤紀氏でもあり、その対応のための出張である。

 今シーズン、ファームに軸足を置いていた選手たち、またスタッフとはシーズン中は、旧交を温める機会が少ない。立ち話程度でも貴重な時間になる。また同行した他広報とは、オフの北海道内で催されるイベントの出演依頼、スケジュール調整を、膝を突き合わせてできる貴重な場でもある。その中でも一番の楽しみは、来シーズン以降に飛躍しそうな選手、兆しを見つけることができること。広報の立場ではあるが、胸は躍るのである。

10月末からは秋季キャンプへ。

 オフシーズンの数日の行動を羅列した。ハードに映るかもしれないが、苦にはならないのである。期待のドラフト指名選手、新コーチ、躍起になってレベルアップを期す若手たち……。そして、その姿を黙々と注視する栗山監督らチーム、球団のトップがいる。10月29日からは沖縄・国頭村での秋季キャンプへ同行する。

 広報として向かう現場からは、すべて来シーズンへの布石を感じ取れる。ポストシーズンへの進出を逃した今年は、さらに顕著である。静かだが強い足取りをなぞっていくと、少しずつ2020年のファイターズの輪郭が見えてくる。

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