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4回転4本着氷の衝撃。
ネイサンが語るトゥルソワの凄さ。

posted2019/10/25 07:00

 
4回転4本着氷の衝撃。ネイサンが語るトゥルソワの凄さ。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

今季初戦のネペラメモリアルではフリー163.78点、合計238.69点のダブル世界最高得点を叩き出して優勝した。

text by

野口美惠

野口美惠Yoshie Noguchi

PROFILE

photograph by

Asami Enomoto

 4本の4回転ジャンプを降りてジャパンオープン(10月5日)で衝撃的な演技を見せた鬼才、アレクサンドラ・トゥルソワ。五輪女王アリーナ・ザギトワと同門で、オフアイスでは可愛い笑顔の15歳だ。

 着目すべきは技術点。トゥルソワは97.51点で、4回転4本を降りたネイサン・チェン(米国)の98.67点と僅差。4回転2本挑戦の宇野昌磨が80.37点、トリプルアクセル2本成功の紀平梨花が77.33点だったことと比較すれば、その脅威が分かる。

 だが演技後、トゥルソワはこうつぶやいた。

「また技術点が100点を超えなかったわ。4回転3本入れてもダメだったから4本入れたのに、まだ足りないの?」

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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