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最強オールブラックスを見逃すな!
主将、司令塔が語る「強さと誇り」。
text by
高木麻仁(Number編集部)Asahito Takagi
photograph byGetty Images
posted2019/09/20 08:00
主将のキーラン・リード(前方中央)を中心に、試合前にハカを踊るオールブラックスの選手たち。
勝利の重圧には「もう慣れてしまった」。
常に勝つことを期待され、世界一のチームとして注目を集めるオールブラックスで78ものキャップを重ねてきた。しかも、世界最強のチームにあって、世界最高の選手とも評されている。3連覇がかかった本大会に臨むにあたり、プレッシャーはいかばかりか。
「実のところ、いつもプレッシャー下に置かれているので、もう慣れてしまっているという部分もある。そして、とにかくこの重圧からは逃げることができないので、受け止めるしかないとも思っている。
勝ち進めば進むほど、プレッシャーというのはどんどん増えていくので、それを受け止めつつ、自分たちの特権なんだというふうに考えてプレーしています。
チームとしてもキャンプ地の柏で大きな歓迎を受け、非常にいい状態でここまで過ごせている。ゲームを想定した個別の練習も行なうことができましたし、フィジカル面にも磨きがかかっています。あとは、もう試合が始まって戦うだけです」