勝負弱いFC東京を変えたケンタ語録。
飾らず本音な長谷川監督の接し方。 

多摩川クラシコは超えるべき壁。

　7月14日には、多摩川を挟んだ2連覇中の川崎フロンターレとの対戦が控える。東京が初優勝するためには、絶対に避けては通れない相手だ。

「当然、東京としては乗り越えなければいけない壁だと思っている。34分の1とは思えない特別な試合になる」

　どう挑むか――。やっぱり、ここもストレート勝負だ。

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「川崎を倒さなければいけない。自分たちのサッカーで」

　勝負事には理由が存在する。長谷川健太は東京を初の王者へと導く理由を、きょうも蓄え続ける。一歩ずつ丁寧に、自分のやり方で。