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山を走って世界一を目指す女性研修医。
医師国家試験前の悪夢を乗り越えて。 

text by

千葉弓子

千葉弓子Yumiko Chiba

PROFILE

photograph bySho Fujimaki

posted2019/06/23 08:00

山を走って世界一を目指す女性研修医。医師国家試験前の悪夢を乗り越えて。<Number Web> photograph by Sho Fujimaki

信州上田医療センターで研修医として勤務する高村貴子。世界のレースを転戦する。

スカイレースの次は100マイル。

 スカイレースの出場は30歳までと考えているが、もし2024年のパリオリンピックの種目にスカイランニングが選ばれたなら、たとえ自らのピークを過ぎていたとしても、日本代表として出場したいと話す。

 では、そこから先に想い描く姿は?

「スカイレース出場が一段落したら、結婚して、お母さんになれたらなと思っています。100マイルレースに出場して、できることなら、子どもに自分が表彰台に立っている姿を見せたい。体力が続く限り、走り続けていたいんです。歳をとって歩けなくなるまで、ずっと山に行く。そういう生き方をしたいと思っています」

 医師、そして山岳ランナー。1つひとつ明確に自らの道を選びとってきた高村は、これからも軽やかに、まだ誰も開けてこなかった扉の先へ進んでいく。

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