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植田直通、コパ・アメリカ闘争宣言。
「うまいだけじゃ、絶対に勝てない」

posted2019/06/12 17:00

 
植田直通、コパ・アメリカ闘争宣言。「うまいだけじゃ、絶対に勝てない」<Number Web> photograph by Atsushi Hashimoto

東京五輪世代を中心としたメンバー構成で挑むコパ・アメリカ。植田直通はDF陣の中で最年長となる。

text by

松本宣昭(Number編集部)

松本宣昭(Number編集部)Yoshiaki Matsumoto

PROFILE

photograph by

Atsushi Hashimoto

 眼光ギラリ、筋肉バキバキ、髪ツンツン。

 その見た目と、闘志むき出しで相手の攻撃をつぶすプレースタイルどおり。鹿島に入団したばかりの植田直通は、武骨で、寡黙で、硬派な印象だった。インタビューをしても、太く短い答えばかりが返ってくる。唯一、西野カナの歌詞の素晴らしさについて語るときのみ、饒舌だった。

 24歳になった今も、鋭いまなざし、ワイルドな髪型は変わらない。肉体はむしろ厚みを増した。ただ、取材中に発するオーラは、明らかに柔らかくなった。お気に入りのアーティストは、Little Glee Monsterになった。

「試合中のオーラまで柔らかくなっていたら、嫌ですけどね(笑)。もともと人見知りで、取材で話すのも嫌だったんです。それが、鹿島での5、6年目くらいからなくなりました。なんか、人と話すのが楽しくなったんですよね」

“なんとかなるだろ精神”。

 昨年7月、ベルギーへ渡った。初の海外移籍となれば、サッカー以外でのトラブルやハプニングも「数え切れないほど」ある。そんな日々を語る際も、本人はどこか楽しそうだ。

「あっちに行って、焦ることはなくなりました。“なんとかなるだろ精神”ですね。レストランで、頼んだメニューと違うものが出されたとしても、『しゃあないな。食べてみて美味しければ発見だ』って考える。ブルージュの街は綺麗で、人も良くて、過ごしやすいんですよ。

 だから本来はインドア派の僕も、できるだけ外に出るようにしています。鹿島時代は、やっぱり顔でバレてしまうので、スーパーで買い物中にかごの中を見られて『植田、今日の夕食はカレーか』なんて思われてたはずですけど(笑)。ベルギーでは、僕に気づく人もいませんからね」

【次ページ】 「もっと語学を上達させたい」

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