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サヨナラ負けの33分後、甲子園から
北海道へ。日本ハム裏方の仕事ぶり。 

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高山通史

高山通史Michifumi Takayama

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photograph byKyodo News

posted2019/06/10 16:30

サヨナラ負けの33分後、甲子園から北海道へ。日本ハム裏方の仕事ぶり。<Number Web> photograph by Kyodo News

北海道を本拠地としている球団の宿命として、飛行機での移動を強いられるチームを支えるのが、マネージャーなどの裏方スタッフだ。

早朝に起きる通訳の「二度寝」。

 献身に徹するのが、通訳である。外国人選手と常に寄り添い、自らの時間の多くを捧げている。遠征先での食事への同行や、食事先の手配。日用品のショッピングや、居住先の住環境の整備など仕事は多岐にわたる。

 ある通訳は遠征先では一度、早朝にアラームで起床。シャワーと着替えなど身支度を整えてから「二度寝」をする。ランチなどで外出しようと誘われた外国人選手を待たせることなく、そのリクエストに即時、応えるための備えだという。

 広報を拝命して3年目。甲子園で、再認識した。

 全143試合「フル出場」するプロフェッショナルがいる。表舞台の裏側に、もう1つのプロ野球がある。

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