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武蔵丸が見た令和初の夏場所。
「朝乃山、初優勝は忘れて!」の意味。 

text by

武蔵川光偉

武蔵川光偉Musashigawa Mitsuhide

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photograph byTakuya Sugiyama/JMPA

posted2019/05/29 08:00

武蔵丸が見た令和初の夏場所。「朝乃山、初優勝は忘れて!」の意味。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama/JMPA

「アメリカ合衆国大統領杯」の最初の受賞者は朝乃山に。来年以降も、夏場所の優勝者に贈られることになった。

全世界に大相撲が知られるプラス面も。

 今場所を振り返ると、最初のうちはまだよかったのに、やっぱり高安、豪栄道などの大関陣がもっと存在感を示してほしかったんだよなぁ。

 ちゃんと場所を締めてこその横綱、大関だからね。もちろん新しい風が吹いた場所でうれしいんだけれど、「old wind」もここで頑張らないとな。 

 そうそう、千秋楽には国賓としてトランプ大統領が観戦して、周囲は準備や警備など本当に大変だったみたいだ。

 いつも通りの雰囲気ではなく、取組に影響があるのは、“元オスモウサン”として、ちょっと哀しかったかな。リズムも狂うし、入場直後の館内のざわつきのなかで、土俵下で5分も待たされたのは朝乃山と御嶽海。「いざ!」と花道から出て来ても、緊張感が続かず、集中できなかったかもしれないよね。

 でも、プラスマイナスで考えたら、全世界に日本の大相撲が知られることにもなり、プラスの方が大きいと僕は思っているんだ。

 大相撲のためなら、僕が通訳――いや、SPやってもよかったのになぁ(笑)。

(構成・佐藤祥子)

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