月刊スポーツ新聞時評BACK NUMBER
佐々木朗希の投げる姿を見ましたか?
怪物感を煽る、UFOのような未知性。
text by
プチ鹿島Petit Kashima
photograph byKyodo News
posted2019/04/30 08:00
最速163キロ右腕・佐々木朗希投手の「令和初戦」は5月2日に決定。
スポーツ誌の大仰さを軽々と突破。
そのあとも、
『令和の怪物 現地ルポ』(夕刊フジ4月16日付)
『佐々木朗希 GMの来日検討する(メジャー)球団まで出てきたぞ』(日刊ゲンダイ4月24日付)
『日米20球団スカウト衝撃のバックスクリーン!!夢膨らむ大谷級二刀流 佐々木130メートル弾 163キロ男は打ってもスゴい!!』(日刊スポーツ4月21日付)
と続々と“目撃談”が続く。怪物はホームランも打ってしまうらしい。
ああ、「令和の怪物」。スポーツ新聞の大仰さを軽々と超えてくる佐々木朗希。普通に報じるだけでスゴいという、スポーツ新聞やタブロイド紙史上でもおそらく稀有な事態。
その棲息している姿を早く生で見たい!