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1番大谷翔平と2番トラウト。
2人の至宝を生かすための提案。 

text by

芝山幹郎

芝山幹郎Mikio Shibayama

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posted2019/03/16 11:30

1番大谷翔平と2番トラウト。2人の至宝を生かすための提案。<Number Web> photograph by AFLO

昨シーズン、3試合連続ホームランを放った大谷翔平を祝福するマイク・トラウト。

MVPベッツも例外的な存在。

 この案が実現すれば、アストロズのジョージ・スプリンガーに並ぶ大型1番打者の誕生となるが、もうひとり例外的な1番打者として存在するのは、レッドソックスのムーキー・ベッツだ。

 '18年のベッツは、614打席で3割4分6厘(ア・リーグ首位打者)、32本塁打を放ち、1.078のOPSを記録した。リーグMVPに輝いたのも当然だが、身長175センチの1番打者がこの数字を叩き出したことの意義は大きい。

 もしベッツにつづくとしたら、大谷翔平はどの部分で常識を覆してくれるだろうか。夏以降、手術後の右肘が実戦に馴染んでからの活躍に期待したい。
 

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#大谷翔平
#マイク・トラウト
#ロサンゼルス・エンゼルス

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