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迷走の末、元コーチと復縁。ジョコビッチの復活なるか。~ショック療法ではなく、地道な道の先に成功は待つ~ 

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秋山英宏

秋山英宏Hidehiro Akiyama

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posted2018/05/04 16:00

迷走の末、元コーチと復縁。ジョコビッチの復活なるか。~ショック療法ではなく、地道な道の先に成功は待つ~<Number Web> photograph by Getty Images

息子ステファンを連れてモンテカルロ大会の会場へ姿を見せた元王者。ランキングはいまや13位まで低下している。

 ふたりのコーチ、アンドレ・アガシとラデク・ステパネクが陣営を離れた。不振と故障にあえぐノバク・ジョコビッチはどうなってしまうのか、心配になった。だが、その発表からしばらくすると、元コーチのマリアン・バイダと練習しているとのニュース。正式なコーチ就任ではないが、モンテカルロ大会で様子を見るという。

 バイダと袂を分かったのは昨年のちょうど今頃だ。ジョコビッチは「何か変革が必要だと感じていた」と理由を明かし、長年の盟友との離別を「ショック療法」と言い切った。しかし、強い信頼で結ばれたコーチを切ったことは、スランプが深刻であることを意味していた。アガシの見識、ステパネクの洞察力や戦術眼が彼を救うことも期待されたが、報道によると最後は意見の相違が増えていたという。コーチ交代はあくまでもショック療法、劇薬にすぎず、効果は限定的だった。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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