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不振に苦しむ小林誠司。WBCのときの余裕を。~リードという正解のない世界で戦うために~ 

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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photograph byKYODO

posted2017/07/18 08:00

不振に苦しむ小林誠司。WBCのときの余裕を。~リードという正解のない世界で戦うために~<Number Web> photograph by KYODO

選手間投票でオールスター選出。セ・リーグの捕手で最多の試合出場数、捕逸0(7月6日時点)を評価された。

 WBCを描いた映画『あの日、侍がいたグラウンド』を見た。スクリーンの中でひときわ輝いていたのが、打って、守って躍動するキャッチャー、小林誠司だった。

 一次ラウンドのオーストラリア戦。5回途中で降板した菅野智之の後を受けてマウンドに上がった岡田俊哉が、異様な雰囲気に呑まれたせいでストライクが入らない。ボール球が6球続いたところで、小林がマウンドへ駆け寄った。そこで岡田にこう問い掛ける。

「ストライクが取れる球種は何?」

 しかしその問いに、岡田は反応できなかったのだという。すると小林は、こう言った。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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