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連覇を狙うカブスが掲げた「D-peat」というテーマ。~投手はもちろんだけど、守備も結構大事なのだ~
text by
四竈衛Mamoru Shikama
photograph byYukihito Taguchi
posted2017/04/19 07:00
シュワバーはメジャー1年目の'15年に69試合で16本塁打。元々はキャッチャーだったが、'16年4月の守備中に負傷。
2017年のメジャーリーグが開幕した。今年の世界一はどのチームか。米国内でもブックメーカーのオッズなどが報じられているが、注目の的は「カブスの連覇」である。各球団の戦力が拮抗してきた近年は、毎年のようにワールドシリーズ(WS)覇者が変わり、ヤンキースが1998~2000年に3連覇して以来、連続世界一は達成されていない。
昨季、108年ぶりにWSを制したカブスの前評判は、今年も高い。レスター、アリエッタら先発陣は相変わらず実力者がズラリ。ブライアント、リゾ、ラッセルら若い主力野手がポストシーズンを経験し、さらに成長が見込めることで、戦力的にもプラス効果が期待されている。インディアンス、レッドソックス、ドジャースなどが対抗馬とされる一方で、カブスへの期待度は決して昨季の実績だけを基盤にしたものでもない。