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宮里藍、今季の復調の鍵は“パットのルーティン”。~構えてから打つまでの秒単位の間~ 

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南しずか

南しずかShizuka Minami

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photograph byShizuka Minami

posted2016/01/26 08:00

宮里藍、今季の復調の鍵は“パットのルーティン”。~構えてから打つまでの秒単位の間~<Number Web> photograph by Shizuka Minami

昨季は賞金ランク77位。世界ランク1位の'10年は平均パット数1位だが'15年は46位だった。

 米ツアー参戦11年目を迎える宮里藍にとって、今季は復調のシーズンとなるだろう。

 約2年間、パットの不調に陥り成績が低迷していた。

「パターがボールに当たる瞬間が怖くて、パットを打つたびにインパクトの位置がずれた」という。パットを武器に世界ランク1位まで上り詰めた宮里にとって致命的であったが、特効薬があるわけではなく、持ち前の忍耐力でひたすらパットの練習を繰り返すことで絶不調の時期を脱した。


 ついに昨年の秋ごろから「攻めるパット」が意識的に出来るようになってきた。見た目にも“パットのリズム”が安定した。

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