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騎手の鞍数を左右するエージェント制度の功罪。~騎手のメリットは大きいが……。~ 

text by

片山良三

片山良三Ryozo Katayama

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posted2015/09/13 09:00

 '06年から始まった「騎乗依頼仲介者」制度。実質的には岡部幸雄元騎手が'88年ごろから専門紙記者をエージェント(代理人)として騎乗依頼の受け付けと取捨を任せたのが始まりで、少し遅れて筆者自身も武豊騎手の騎乗番組を数年間預かるという重責についていた。

 JRAがエージェントの存在を公式に認め、届け出を必須とする制度になるまでの紆余曲折。先駆けである欧米での運用を研究したのは当然のこととして、筆者にも意見を求めてきたほどの慎重さだった。私見として「アメリカ西海岸は1人のエージェントが担当できるのは2人まで。東海岸は1人だけと制限されています。米国は厩舎関係者が馬券を買うのは合法ですが、日本は違法。そこを考えると厩舎関係者と同等の情報が入ってくるエージェントも、その任に就いたら馬券を買えない立場になるのが日本的と思います」と提案させてもらったものだ。

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